顔面神経麻痺
末梢性顔面神経麻痺
ある日突然、顔の筋肉を動かす神経である顔面神経に障害が起き、顔の片側だけ表情を作ることができなくなります。
顔面の主症状
- 顔面表情の左右非対称
- 麻痺側の額のしわ寄せができない
- 閉眼が不十分。麻痺側の白眼が残る
- 麻痺側の鼻唇溝が浅くなる
- 口角が下がる。健側に引かれる
- 味覚の障害:舌の前側2/3の部分の味覚障害
- 聴覚の症状:音が大きく聞こえ響いてしまう(聴覚過敏)
顔面神経麻痺が片側に起きた場合、麻痺している側の表情筋が、麻痺していない側に引かれるために顔が片方に歪みます。
顔面神経麻痺には中枢性の麻痺もありそれぞれ初期の対処法が大きく違います
手足の動かしづらさを伴う場合や、しゃべりにくいといった症状がある場合など発症したと思ったら、至急、お近くの医療機関へかかるようにしてください。
■末梢性 顔面神経麻痺
顔面神経核およびその末梢で顔面神経が圧迫されたり、傷つくことによって、上記の様な症状が起こるものをいいます。
- ベル麻痺(6割~7割)原因不明とされています。
顔面神経に栄養を与えている血液の流れが悪くなったりすることで発症したり、また多くに単純ヘルペスウイルス感染が関わっていることがわかっています。 - ハント症候群(1割~2割)
顔面神経膝神経節に潜伏していた水疱・帯状疱疹ヘルペスウイルスによって起こります。
耳介や外耳道に痛みを伴い、時期に赤みのある水疱が出て難聴や耳鳴り、目眩を起こすことがあります。 涙の分泌低下、味覚の低下、聴覚が敏感になることもあります。早期からの内服薬(ステロイド薬・抗ウイルス薬・ビタミンB12薬等)による治療が大切で、発症後2~3ヶ月で7割前後の方は回復します。
施術について
- 顔面神経麻痺の効果的な機能回復の為に、週2回~3回の通院をおすすめしております。状態の重さや、発症してからの経過期間により個人差があります。
- 施術の方法は、頸部から局所への鍼灸による施術になります。(約30分かかります。)必ず、予約が必要です。
施術料 : 3,300 円 (税込)
ご予約について
当院は予約制ですので、電話又はLINEにてお願いいたします。
※当日のご予約は、お電話にて承ります。休診日はLINEにてお願いいたします。
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- 都合によりキャンセルされる場合、120分前までにご連絡をお願いいたします。
それ以降またはご連絡無くキャンセルされた場合、キャンセル料(6,600円)をいただきます。 - 交通事故による、むち打ち症等は「自賠責保険」での治療も可能です。事前にご相談ください。
- 当院ご利用の領収書は確定申告時、医療費控除の対象となります。